「診断」や「治療」のページでもわかるように、 リウマチの治療においては医療機関どうしの連携がとても重要です。 どのような連携のかたちがあるかというと、例えば

@P子さんはAクリニックでメトトレキサートによる治療を行っていたが、生物学的製剤の治療の必要性が でてきたため、B病院に紹介された。(病診連携)

AQ太郎氏はB病院で治療を受けていたが、手術が必要になったのでC病院に紹介された。(病病連携)

BR美さんはC病院で治療を受けていたが足腰が弱くなり、普段は自宅近くのD医院で診てもらうよう 紹介された。(逆紹介)

この連携をスムーズなものにするために医療機関は次のようなことに取り組んでいます。

1) 常日頃から症例検討会などを開き、お互いの情報を交換する。
2) 検査や診察法を統一し、患者さんを同じ基準で診れるようにする。
3) どんな時に病院に紹介するか、どんなときにクリニックに返すか、そのルールを決めておく。

 

 たとえば、ふだんはかかりつけ医で治療を行い、3〜6か月に1度、専門病院を受診し、 治療がうまくいっているか、合併症の兆候は無いかを調べるといった方法があります。

連携パスとは

 特に、上の2)、3)を取り入れて、連携治療の道すじを整備したものが、連携パスというものです。 パスを用いることで、次のような良い点が期待できます。

@ 大病院に行く回数が減るので、通院や待ち時間のしんどさが軽減できる。
A かかりつけ医だけでなく、専門医療機関も受診できるので安心できる。
B 逆に大病院だけだと、ちょっとしたことで診察に行きにくいが、近所にかか
  りつけ医があれば気軽に受診できる。
C 二人以上の医師に診てもらうので、合併症が早く見つかる。

リウマチ診療に従事する医療関係者の皆様へ